日本語を、取り戻す。

ゆるふわ系でもたまにしっかり! =とある薬学3回生の平凡ライフ=

『カワイイ』で広がる世界

 こんばんは。

 4回目の更新で、すっかりおなじみとなりました、くわちゃです。

 昨日までの記事とは趣向を変えて、今日はゆるふわ路線で行きたいと思います。

 

 世の中には、『カワイイ』という言葉が溢れています。

 この『カワイイ』という言葉は、女の子が良く使っているイメージがあります。(もちろん男子が使うことも多いとは思いますが......)

 今日はこの、『カワイイ』について少し考えてみました。

 

 この『カワイイ』という言葉が使われる場面は、大概プラスの場面だと考えられます。

 つまり、『カワイイ』には基本的に悪い意味はないと考えて間違いありません。(多分.......)

 では、そもそも『カワイイ』とは何なのか?

 goo国語辞典で調べてみると、以下のようにありました。

 

  1.  小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持ちをいだくさま。
  1. ㋐愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。
  1. ㋑いかにも幼く、邪気のないようすで、人の心をひきつけるさま。あどけなく愛らしい。
  1.  物が小さくできていて、愛らしく見えるさま。
  1.  無邪気で、憎めない。すれてなく、子供っぽい。
  1.  かわいそうだ。ふびんである

 

 4番は少し違う意味なので置いておくとして、全てに共通して、『弱いものに対する愛情』といったニュアンスがあるのではないでしょうか?

 しかし、現在の『カワイイ』、特に女の子が言う『カワイイ』はそれから派生しているように思えます。

 彼女たちの手にかかれば、とにかくプラスな物事はだいたい全部『カワイイ』で片付けてしまうことができます。

 けれど、その『カワイイ』に込められた意味は、状況次第で様々なのではないでしょうか?

 

 現代を生きる我々には、この『カワイイ』を使いこなし、その場に応じて最も適切なニュアンスで『カワイイ』の真意を判断する能力が求められている、といっても過言ではありません。

 逆に言えば、この『カワイイ』の正しい用法さえマスターすることができれば日本語の達人、いや世界中の人たちと分かり合えることも可能になるかもしれません。

 この無限の可能性を持った『カワイイ』という言葉を正しく理解することこそが、我々の目指すボキャ貧脱却の道標、すなわち日本語を取り戻すことにつながるのではないでしょうか。

 とはいえかくいう自分も『カワイイ』のネイティブスピーカーではないので、世の『カワイイ』のネイティブスピーカーの女性の方々から、今後も正しい『カワイイ』の用法を学びつづけていく必要はありそうです。

 今回の『カワイイ』論について、何か意見や間違いなどございましたら、下のコメント欄などを通して教えてくださいね。

 

 今回の記事はちょっとゆるふわ路線でしたね。

 日本語を取り戻すべく、これからも精進していきましょう。